妻「運転!?無理!怖い!」→「私運転するよ(ドヤァ)」になるまでの夫婦の会話
こんにちは、ぬんです。
前回の記事からの続きでペーパードライバーの妻に車を運転してもらうことになりましたが、2ヶ月の練習を経て、ついに1人での運転に成功しました!(パチパチパチ)
車をGETしたけれど・・・妻「運転!?無理!怖い!」 - とある夫婦の筒抜会話
今では運転が楽しくなってきたらしく、積極的に運転席に乗ってくれます。涙
妻はもともと学生時代に免許を取って以来、7年のブランクがある生粋のペーパードライバーです。
試験は何とかクリアできたそうなのですが、もともと運転しかり運動しかり、とにかくアクティブなことには滅法消極的なタイプ。
そんな妻にこれから車を運転、ましてや「毎日の通勤でたくさん使ってくれ!」というのは結構ハードルが高いことでした。
「他人は変わらない。自分が変われ!」ってよく言いますよね。
・家事ができない夫に家事をしてもらう
・勉強嫌いな子供に勉強させる
・ドライな彼氏にまめに連絡するようにしてもらう
など、なかなか人を変える、人に変わってもらう、というのは難しいことだと思います。
今回はそんな運転を怖がっていた妻が運転好きになるまでの過程で話し合ってきたことをまとめていこうと思います。
それでは早速いきましょう!
できるようになると(できないままだと)どうなるのかを話し合う
まず、妻も運転できるようになるとどうなるのか。
・毎日の通勤が楽になる
・遠出の旅行も行きやすくなる
・自分が行きたい場所へ気兼ねなく行ける
「毎日の通勤が楽になる」は、言わずもがなですが、妻の場合、通勤時間は半分になり、当然雨に濡れる心配もバスの出発時間も気にする必要がなくなります。
「遠出の旅行も行きやすくなる」は、夫しか運転できないと、(私の場合)気軽に行けるのはせいぜい車で2~3時間のところまでですが、2人で協力すればもっと遠くまで行けるはず。
2人の旅行の選択肢も広がって夫婦の楽しみも増える、ということですね。
そして最後の、
「自分が行きたい場所へ 気兼ねなく 行ける」
については、できると、というよりもむしろ、できないままだとどうなるかの方の意味合いが強くて、
どちらかしかできない状況はお互いを苦しめかねない・・・?
のではないかと思っています。
自分が行きたいところがあっても、車で行くようなところは、結局自分の判断ではなく、相手に連れて行ってもらわないといけなくなります。
最初はそれでもいいとは思うのですが、おそらくずっと運転できないままだと、連れて行く側は、
(いつまで連れてってあげればいいんだ・・・、運転くらいできるようになってほしい・・・)
と、段々と運転できない相手の用事に付き合わされるのが億劫になって、不満が溜まってしまいます。
逆に、毎回連れて行ってもらっている側も、
(最近なんか忙しそうで、お願いし辛いな・・・)
と、毎回相手の様子を伺ってお願いしないといけない状況が辛くなり、次第に我慢するようになります。
そうなるとお互いにギクシャクしてしまって、いつの日か相手に当たってしまうかもしれません・・・
お互いにできることとできないことがあるのは当たり前ですが、
ある程度一般的なことであれば、お互いに最低限でもできるようになっておいた方が良いです。
これは最初に例で出した、「家事」も同じだと思っていて、新婚のときは何でもやってあげていたけど、色々と環境も変わって月日も立つと、
(他の家族はお互いにできているのに、なんでこの人はいつまでもできないままなんだ・・・)
という気持ちになってしまいます。
お互いに自分でもできる、という状態であってこそ、助け合える関係が成り立つんですよね!
最初は一緒に練習する
できるようになるとどうなるか、できないままだとどうなるかを二人で話し合った結果、
「いつまでもぬんに送り迎えとか頼むわけにいかないし・・・」
「好きなマッサージも好きな時に行きたいし・・・」
「子供とか出来たら送り迎えとか必要だもんね・・・」
となって、練習を一緒にすることになりました。
私たちの場合、さすがに妻が7年運転していなかったので練習は一緒にせざるを得ませんでしたが、
練習は、できる側の自分から誘って、一緒に運転の仕方や考え方を教えるようにしました。
教えるようにしたというと聞こえは悪いですが、母から車を譲り受けて、妻に運転で使ってもらおうとしているのは自分ですから、責任を持ってサポートしないといけませんよね。笑
また一緒にすることで、同時に自分のやり方や考え方を伝えられます。
もともと妻は「ペーパードライバー講習でも行こうかな」といっていたのですが、教えられる人がいるのであればそれはお金がもったいないし、もし講習で運転できるようになったとしても、
夫「そこは○○○でいいよ」
妻「いやでも講習では○○○って言われたよ?」
と、食い違いがすぐに出てくるかもしれません。
なので一緒に練習しておけば自然とやり方考え方を合ってくるから、後々楽だしケンカにもなりにくいかと思います。
相手のやり方考え方を尊重して、褒める
先程、一緒にやることでやり方考え方を合わせれば・・・・・・なんていっていますが、
結局は他人なのでやり方考え方には違いが出ます。
「ここはこうしてほしい!」ということがあっても、その理由を説明して相手が納得できなければ合わせてもらうのは難しいですし、
その理由がいくら効率的だったり理屈が通っていたとしても、性格の違いやモノの好き嫌いで相手にとっては受け入れがたいことも多々あります。
運転のように基本的にルールが決まっているものでさえ、人によって違いはでやすいですよね。それで色々言っているうちに、
「文句があるなら自分でやればいいじゃん!」
という、よくあるテンプレなケンカが始まってしまいます・・・
私たちの場合も、妻は慎重、私はせっかちな性格なので、運転の仕方は大分違います。
早く目的地につくに越したことはないかもしれませんが、それで急いだ結果、事故につながってしまうかもしれません。
(逆に急いだ結果事故を避けられることもあるし、ゆっくり運転していた結果事故になることもあるでしょう)
このように、いくら話しても正解がないようなことについては、相手に任せるようにしています。
なので車の運転に関してはほとんどお互いにとやかく言いません。
一応、「褒める」についても触れておくと、
単純に褒められたほうがやる気出ますよね。
それだけの話ではあるのですが、私たちの場合、むしろ妻から「褒めて!」と言われるのでまめになんでも褒めています。笑
それよりも全く褒めもせず、自分から相手にやらせておきながら、
「そもそもそれくらいできて当然でしょ。」という態度でいるのがかなりNGだと思います。
大人子供関係なく、できるようになった、やるようになったことは素直にエライと褒めていきましょう!
・・・
さいごにまとめをしたいと思います。
■できるようになると(できないままだと)どうなるのかを話し合う
できることはもちろん、できないままのことも話し合う。
不満を溜める前に、お互いにできておいたほうがいいことは習得する。
お互いできる状態にしておくことで助け合える状態を作っておく。
■最初は一緒に練習する
できる側が誘って一緒に行う。
同時にやり方や考え方もあわせられるとベスト。
■相手のやり方考え方を尊重して、褒める
お互いにやり方考え方が違うのは当たり前。
同じにしてほしいなら理由を話して理解してもらう。
ただ性格や好き嫌いによるものはしょうがないのでとやかく言わない。
ちゃんと褒める。できて当然という態度はとらない。
こうしてまとめると、実際の運転に関係ないのに色々とよく話したなぁと思います。
せっかく夫婦で運転が好きになれたので、そのうち遠出の旅行も協力して行けたらと思います!